DJEBELと共に -20 守護神

絶体絶命の大ピンチを助けていただいた
マウンテンバイクの方に
重ね重ねお礼を言って
ようやくフラットになった林道を
上り始めたのも束の間
ほんの5m程上って頂上を越えると
ソイツが現れました・・・


通行止めのゲート。

“マッヂかよぉ・・・”

マウンテンバイクの方の所へ
歩いて戻って報告です。

「この先にゲートがあって通行止めっすよぉ~」 (´д`)

「ええっ!?マジっすか!?」 エェ━━━━━( ゚Å゚;)━━━━━!!?

2人して歩いてゲートまで戻りました。

「うわっ、ホントですねぇ」

「でも、ゲートと柵の間の隙間が結構あるから
 このバイクだったら通るんじゃない?」

「えー・・・どうっすかねぇ・・・
 ケッコーギリで通らなさそうですけどねぇ・・・」

と言いつつも
ジェベ公を通そうと試みました。

「ほぉら!通るじゃないですかぁ」

「ホントっすねぇ!!
 ビックリ!
 助かりましたぁ」

「いやぁ、ボクもバイク乗るので
 気持ちは分かりますよ」

「ええ・・・もうさっきの道を戻るなんて
 今の心境じゃ恐くてとても無理でしたから・・・」

「じゃぁボクはさっきの所で
 もう少し休憩して来るから・・・」

「はい。重ね重ねありがとうございました」

ゲートを抜けるとそこは別世界で
公園として綺麗に整地され
休憩用の立派な東屋もありました。

行く先不安

写真を撮っていると
年配のご夫婦が歩いて登ってこられました。

「こんにちわぁ」

「こんちわ!」

取りあえず元気に挨拶!

ほんの少し間を置いた後
奥さんが話かけてきました。

「それで、ここ下るの?」

“うへっ、怒られるのかな・・・
 進入禁止だもんな・・・”

「はい、そのつもりです。
 この後ろのゲートの向こうから来たのですが
 あっちは酷い悪路で
 とても戻る気になれないんですよ・・・」

「ふ~ん・・・
 でもねぇ・・・」

“うはっ、来る来る・・・”(゚_゚;)

「この下にも同じようなゲートがあるよ」

“えっ?”

「えっ・・・そうなんですか?」

「うーん・・・ゲートの横は
 チェーンになってるけど
 通れるかねぇ・・・?」

旦那さんに聞きました。

「う~ん・・・
 チェーンはダラーンっとなってるから
 ひょいっと持ち上げたら通れそうだけどねぇ」

と旦那さん。

「チェーンは結構低い位置にありますか?」

「どうだろうねぇ・・・」

お二人、顔を見合わせています。

「じゃ、取りあえず行ってみます」

再び山頂を目指して歩き始めた
お二人を見送って
おれも下り始めました。

完全に整地されたフラットダートですが
恐怖心はまだ消えていないので
いつもよりいっそう慎重に下ります。

と、また素晴らしい風景が現れました。

求めていた

いつも求めて止まない景色。
ハートに直接語りかけてくれる景色。
これがあるからこそ
山から山へ走り続けるのです。

特別な難なくここまでこれていたら
もっと素直に感動出来たのに
今日はイマイチでした。

森

流石に少しは
景色を楽しみながら走る余裕が出てきたところで
眼下に鳥取ダムの上流部が見えてきました。

“ここで落ちたら
 それこそ一巻の終わり・・・
 気を引き締めないと・・・”

そう言い聞かせ
慎重に慎重を重ねて進みます。

程なく
鳥取ダム堰堤が現れました。

水面にバス釣りのボートが一艘浮いています。

“おれも昔ここでゴムボート出してバス釣りしたっけ・・・
 そのころにゲートなんかあったかな・・・”

などと考えていると
出た出た
老夫婦が話していたゲート!

サイドに張られたチェーンはどう見ても
ひょいっと持ち上げてくぐれる長さはありません。

“ひょいっと持ち上げるのは
 チェーンじゃなくって、バイクだったのね・・・
 でも、ひょいっとはムリっすよぉ・・・” (T_T)

配置は右から

山 → ゲート → チェーン → ポール → チェーン → 柵 → 奈落の底

って感じ。

ゲートとポールの間のチェーンは
腰の高さくらいでどうしようもない。

なんとかなるとしたら
ポールと柵の間のチェーンだけど
柵の高さは腰下なので
ひとつ間違えば
バランスを崩して柵を越えて奈落の底・・・
なんてことになりそう・・・

“う~ん・・・
 一難去ってまた一難・・・
 どうするかなぁ・・・”

「おっ!!
 こんな所にもまたありましたか!?」

「げっ!!
 めっちゃ速いっすね!」

気付いたら
後ろにマウンテンバイクの方がいました。

早速自転車を降りてきて
ゲートのチェックをします。

「はいはい・・・
 そうだね・・・
 動かないね・・・」

「そうでしょ?
 上と一緒で南京錠が掛かってるっしょ?
 こっちの低い方のチェーンなんかどうかなぁ・・・って・・・」

「う~ん・・・
 チェーンの向こうの木が無かったら
 勢いで行けそうだけどねぇ・・・」

「とりあえず
 チェーンを越せるか試してみましょうか?」

「そう?やってみる?ヨシ」

チェーンの高さは
足首より少し高いくらいなんだけど
手前にコンクリートの柱が倒れて半分埋まっていて
そいつに後輪が引っ掛かって
ちょうどいい位置にジェベ公を持っていけません。

無理に進めようとすると
前輪はチェーンを乗り越えられずに
グワ――ンとチェーンを前へ押し出すばかり。

2人して力を合わせること10分。

どうにか突破できました。

「ホントにホントにホントに申し訳ありません。
 ホントに有難うございます。
 おれ一人だったらどうなってたことか・・・」

「いいよいいよ。
 この先はもう何も無いはずだから
 気を付けてね!」

そう言い残して
マウンテンバイクの方は颯爽と下って行かれました。

おれも
しばらくしてから下り始めたのだけど
このお方に会うことはもう二度とありませんでした。

後から後からやって来て
おれの苦難を助けてくれたあのお方は・・・
もしかして
守護神だったのかも・・・

天罰が下ったおれを助けてくれた守護神・・・。

本当にありがとうございました。

その後は
国道へ向けて下り
阪南市鳥取の庄に出た所で
国道26号線を和歌山市方面へ向けて南下しました。

泉南郡岬町深日のロータリーを西へ向けて右折し
加太回りで帰ろうかと思ったのだけど
途中で気が変わって
西畑(にしばた)方面へ向かい
家の裏山から帰るルートを選びました。

のどかな田園風景を眺めつつ
ゆったりした気持ちで流して
毎日の通勤路に合流した所にある
毎日見ている池の前で一息入れました。

裏山

道が細いので
ガードレールギリギリにジェベ公を停めて
何枚か撮影した後
自宅へ向けて
最後の下り坂を気持ち良く下りました。

家のガレージへジェベ公を入れて

「ふぅ~」 ε=( ̄。 ̄;A フゥ…

って感じでジェベ公から降りて
ふとシートを見ると
シートが部分的に白くなっています。

“ゲッ!しまった!”

と思って自分のケツを見ると
ケツからふくらはぎ辺りまで
真っ白。

さっき池の縁に停車したときに
ガードレールとの隙間が余り無くって
ガードレールにケツを擦りながら
降りたんです・・・。

なんでガードレールって
粉吹くヤツと吹かねーヤツがあんだよぉ!!


などと思ってみても後の祭り・・・。

今回はホントに最後まで災難なツーリングだったなぁ・・・。

最後に・・・

和歌山市六十谷~井関峠~鳥取池間は
自転車・単車は進入禁止です。
また途中にゲート等があってバイクは通り抜け出来ません。
もし行こうかどうしようか迷って
ググッているうちにこのブログに辿り着いた方がいたら
ここで行くのを諦めて下さい。

また今回
道に迷ったような形とは言え
進入禁止区域にバイクを乗りいれてしまったことを
深く反省しお詫び申し上げます。
私は今後一切
今回のルートにバイクは乗りいれません。


ホント・・・
自然ばかりを注視しないで
今後は山中の看板に気を配るようにしないと・・・。

テーマ : ツーリング
ジャンル : 車・バイク

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絶体絶命の大ピンチを助けていただいたマウンテンバイクの方に重ね重ねお礼を言ってようやくフラットになった林道を上り始めたのも束の間ほんの5m程上って頂上を越えるとソイツが...

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プロフィール

syodan

Author:syodan
Birth : 1968
Sex : Man
Blood : A
Hobby : Camping,Karate ...etc
Blog start : 2012.8.25
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syodanの別ブログ
『波乱万丈 My Happy Life』
から派生したブログで~す。
ジェベ公との旅
キャンプ全般の記事をUpします。

趣味嗜好を盛り込みますので
驚嘆共感していただければ幸いです。
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